












2020年10月~2021年3月に金沢21世紀美術館にて行われた展覧会「村上慧 移住を生活する」の内容と、会期中のテーブルトークのゲストである映像人類学者の川瀬慈氏、建築家の辻琢磨氏、そして担当学芸員である野中祐美子氏による書き下ろしのテキストも収録。
野中氏はartscapeのキュレーターズノートにて「800ページを超える本書はその物質感だけでも村上が過ごしてきた歳月を物語ってくれる。しかし、ページをひとたび開けると、日記、ドローイング、地図、写真によってあっという間に読者も「移住を生活する」の当事者になれる。そんな本を目指したつもりだ。あるいは、「移住を生活する」という作品を展示室やギャラリーではない、別の方法で見せようと試みたひとつの「展示」と言えるのかもしれない。展覧会をご覧いただいた人もそうでない人も、ぜひ一度手に取ってみてほしい。」と綴っている。
デザイン/ 阿部航太
出版 / 金沢21世紀美術館
ページ数:803ページ
サイズ:横15cm×縦22cm×厚さ4.2cm
サイン入り